こむら返りの原因のメカニズム
夜寝ている時、ふと足を延ばした途端激痛が走った経験はありませんか。あまりの痛さに、眠気がふっとんでベッドに固まってしまった人も多いと思います。
また、普段運動不足の人が準備運動せずにスポーツした時、突然ふくらはぎや足の裏がけいれんを起こした経験のある人も多いでしょう。これを「こむら返り」といいます。
こむら返りはなぜ起きるのでしょうか。
原因とそのメカニズムを説明しましょう。
こむら返りの「こむら」はどこのことかというと、「ふくらはぎ」のことです。ふくらはぎなど、ある筋肉だけが強く収縮し続ける"異常収縮"の状態になっているのが、こむら返りです。
このような筋肉の異常収縮が起きるのは何故でしょう。
人の体の細胞内にはカリウムイオンが、血液の中にはナトリウムイオンが多く含まれていて、筋肉が収縮するときにそれぞれが細胞の中と外を移動しています。
この時、血液中の水分が不足していたり、電解質のアンバランスがあったりしていると、移動が上手くいかなくなり、筋肉の収縮ができなくなってしまうのです。
スポーツで多量の汗をかいた時などは、電解質のバランスがくずれてしまいます。また、末梢神経が過度に興奮している時にも、こむら返りがおきます。
長時間の立ち仕事や歩行などによる足の筋肉疲労が血行不良を起こし、末梢神経に負担をかけてしまうことがあります。そのため、末梢神経が過度に興奮することになるのです。
薬による原因
こむら返りは、準備運動不足による急激な運動やカリウム不足などの栄養不足が原因によって起こる、生理的な症状であることが多いです。
そのため、運動の前には十分な準備運動をするとか、バナナなどカリウムの多い食事をするなどして対処するのがいいでしょう。
しかし、度々こむら返りが起きる場合には、薬の副作用が原因の場合があります。その心配がある場合には、医師の診察を受ける必要があります。
よく言われるのが、糖尿病や肝硬変などの病気や薬の副作用によるということです。心臓病や高血圧の治療薬・利尿薬が原因のことも多いようです。
では、具体的にどんな薬があるのでしょうか。
高血圧の治療薬に交換神経β遮断剤があります。塩酸カルテオロール・塩酸セリプロロール・ピンドロールなどがそうです。
また、抗甲状腺剤であるチアマゾール、ベンゾチアゼピン系Ca拮抗剤である塩酸ジルチアゼム、ジヒドロピリジン系Ca拮抗剤であるフェロジピンなどがあります。
薬の成分名としては、プラバスタチン、ピンドロール、アテノロール、テオフィリン、フロセミド、クロフィブラートなどがあります。
もし、このような薬を服用している人の中で、こむら返りに悩んでいるのであれば、一度主治医の先生に相談してみるといいと思います。
私が最近使っている海化石うなじ岩盤浴という遠赤外線が出るベルトも内側から温めてくれますので、こむら返りの予防などにもいいですよ。